06
2023
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海外のサイトで購入した商品の配送には、どのようなものがありますか?
作者です:
海外のECサイトで購入した商品の配送方法には、最もスタンダードなEMS、共同輸送、OCSやFedexなどのクーリエ輸送、保税倉庫からの配送があります。
1 つ目は、国際郵便サービス(EMSなど)です。これは越境EC商取引の配送で最も利用されています。広範囲なネットワークと多くの輸送拠点を備えており、追跡もでき、とても便利です。しかし、配送までのリードタイムが長い等デメリットもあり、国際郵便サービスだけでは越境ECの発展に影響が出てきます。
2つ目は共同輸送です。これは航空会社が、輸出国の様々なサプライヤーや集荷代理店から商品を集め、海外の物流会社を利用して輸入国に輸送し、その後輸入国の物流会社に委託して通関・配送する方法です。これは国際郵便サービスより速く配送できますが、輸送コストは割高となります。
3つ目はクーリエ輸送です。安全で、かつ集荷から配送までのリードタイムが短く、お客様としては最も早く海外から商品を受け取れる方法です。しかし、輸送コストが高くなるため、特別な事情を除いて、この方法を選択するお客様は多くはないと思います。
4つ目は、海外の保税倉庫から配送する方法です。これは、販売業者が事前に商品を海外の保税倉庫まで輸送し保管します。そして、オーダーが入り次第、輸入手続きを行い、倉庫から商品を発送します。配送という点だけ見ると、国内配送とほぼ同じリードタイムのため、お客様にとっては最も早く商品を受け取れます。しかし販売業者は海外に在庫を確保しておかなければならず、売れ行きの悪い商品は倉庫や保管料を圧迫する事態に至ります。
以上が越境EC商取引の主な配送方法です。配送までのリードタイム、物流コスト等それぞれ異なりますので、商品の価格や特性から最適な配送方法を選択する必要があります。
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